ピクトグラムがこんなに面白いとは!デザインに秘められた想い

日常生活で見かけるシンプルな絵文字のようなデザインのピクトグラム。

信号機の歩行者マークやトイレの案内板、公共施設の指示表示など、私たちの周りにはピクトグラムが溢れています。

実はこれらのピクトグラムには、私たちが思わず笑ってしまうようなユニークで面白いデザインが存在します。

本記事では、そんな面白いピクトグラムの魅力とその背後にあるストーリーを掘り下げていきます。

目次

ピクトグラムとは?

ピクトグラムは、視覚的に情報を伝えるための簡素化された図形や絵文字のことを指します。

特定の言語に依存せず、誰にでも理解できるようにデザインされているため、国際的なコミュニケーション手段として広く利用されています。

ピクトグラムという言葉が大変注目されたのが、
東京オリンピック2020です。

開会式の演目でまさかの人間による各競技の実写ピクトグラムの演出があったからです。
シュールな光景に海外からも評判が良かったようですね。

パリオリンピック2024のピクトグラムも公式サイトから紹介されています。

ピクトグラムの規格

様々なピクトグラムがありますが、実は正式な規格として登録されているものもあり、交通標識や公共施設などで見られるものは共通したピクトグラムとなっています。

JIS規格(日本工業規格)

日本国内で多くの日本人が一目見て何を表しているのかを理解することができるデザインとなっています。

代表格は「非常口」のピクトグラムで、分かりやすいデザインから国際規格のISO規格にも定められています。

ISO規格(国際標準化機構)

国特有な状況に影響せずに共通して通用するデザインのピクトグラムをISO規格として定めています。日本でも外国人観光客の増加に伴い、JIS規格ではなくISO規格のピクトグラムを採用する自治体も増えています。

面白いピクトグラムの特徴

ピクトグラムは、情報を伝えるためにシンプルで直感的なデザインが求められますが、その中にはクリエイティブでユーモラスな要素を取り入れたものも存在します。

そこには、見た人への強いインパクトや印象に残る物を意識して作られたデザイナーの意図がわかります。面白いピクトグラムにはいくつかの特徴があります。

1. ユーモアとインパクト

面白いピクトグラムの多くは、視覚的なジョークやインパクトに富んだ要素を含んでいます。

例えば、トイレの案内板で見られる男女のピクトグラムが、性別を象徴するためにさまざまなポーズやアクセサリーを身に着けているものなどがあります。

2. 想像力をかき立てるデザイン

ピクトグラムはシンプルであるがゆえに、見る人の想像力をかき立てる力があります。

視覚的に少しずつ変化を加えたり、異なった状況で使用することで、意外な意味やユーモアが生まれます。

3. 文化的背景を反映

ピクトグラムは、文化的背景や地域の特性を反映することもあります。

特定の地域や国でしか見られないユニークなデザインが、その土地ならではのジョークや風刺を含んでいることもあります。

世界の面白いピクトグラム

実際に世界中で見られる面白いピクトグラムをいくつか紹介します。

1. イギリスの交通標識

イギリスには、ユーモラスで風刺的な交通標識が多く見られます。

例えば、「馬が通る道」の標識では、人が馬に乗っている日本では考えられない標識があり、思わず二度見してしまいます。

2. 日本の公共トイレの案内板

日本では、トイレの案内板にさまざまな創意工夫が見られます。

例えば、着物を着た女性や侍の姿をした男性のピクトグラムがあり、日本っぽいデザインで外国人観光客にも大変人気です。※これは京都駅内のトイレにあるピクトグラムです。

3. スウェーデンの歩行者標識

スウェーデンの一部の地域では、歩行者標識にスマホを見ながら歩いている人が描かれているものがあります。

これは歩きスマホの注意を呼びかけるための標識ですが、現代らしいデザインが話題となりました。

4. オーストラリアの野生動物注意標識

オーストラリアには、カンガルーやコアラなどの野生動物に注意を促す標識があります。

特にカンガルーの標識では、カンガルーがスキーをしているユーモラスなデザインも見られます。

5. オーストラリアの危険動物注意標識

見るからに近寄りたくない標識がいっぱいの道路は、一瞬で危険を認知することができます。
あまりにも衝撃的な見た目で話題となりました。

面白いピクトグラムのストーリー

面白いピクトグラムが生まれる背景には、デザイナーの創意工夫や地域特有の文化が大きく影響しています。

以下に、いくつかの具体例を紹介します。

1. デザイナーの遊び心

多くの面白いピクトグラムは、デザイナーの遊び心から生まれています。

例えば、公共の場で使用される標識にちょっとしたユーモアを加えることで、見る人に笑顔をもたらし、注意喚起の効果を高めることができます。

2. 文化的な要素の反映

ピクトグラムは、その土地の文化や習慣を反映することが多いです。

例えば、日本のトイレ案内板に見られる着物姿の女性は、日本文化を象徴するデザインであり、外国人観光客にとってはその地域を感じる一つの要素となります。

3. コミュニティの声

一部のピクトグラムは、地域住民の意見やフィードバックを反映してデザインされています。

スウェーデンの歩きスマホの歩行者標識などは、コミュニティの安全を守るための取り組みとして導入され、現代的なデザインが話題となりました。

面白いピクトグラムの影響

面白いピクトグラムは、単に視覚的な楽しさを提供するだけでなく、実際に人々の行動や意識に影響を与える力を持っています。

1. 注意喚起の効果向上

ユーモラスなピクトグラムは、人々の注意を引きやすく、情報を効果的に伝えることができます。

交通標識や警告サインにユニークなデザインを取り入れることで、視認性が高まり、安全意識の向上につながります。

2. コミュニケーションの促進

面白いピクトグラムは、見た人々の間で会話のきっかけとなります。

例えば、旅行先で見かけたユニークな標識や案内板について話し合うことで、コミュニケーションが生まれ、その地域や文化についての理解が深まります。

3. ブランドイメージの向上

企業や組織がユーモラスなピクトグラムを使用することで、親しみやすさや独自性をアピールできます。

これにより、ブランドイメージが向上し、顧客や利用者の好感度が高まる効果があります。

まとめ

面白いピクトグラムは、単なる視覚的な情報伝達手段を超え、人々に笑いと驚きを提供し、時には深い意味や文化的背景を伝える役割を果たしています。

その背後には、デザイナーの創意工夫や地域の文化、コミュニティの声が反映されており、その魅力は計り知れません。

街を歩いたり旅行に出かけたりする際には、ぜひ周囲のピクトグラムに注目してその土地特有の文化を感じてみてください。思わぬところにユーモアや驚きが潜んでいるかもしれません。

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