システムエンジニアの転職。病院で働くSE?院内SEで得られる5つのこと

この記事は以下の方へ向けた内容です。
開発系SEから転職を検討している人
院内SEへ転職を検討している人

*この記事は約6分で読めます*

ぶるどっぐ

こんにちは。
院内SE.ぶるどっぐです。

開発系SEとして働くみなさんはどんな生活をしているでしょうか。

・残業が日常化
・プライベートな時間がほとんどない
・家と会社の往復のみで何の楽しみもない
・食生活の乱れで激太りする or 激やせする
・いつも寝不足状態で体がキツイ
・仕事にやりがいを感じない
・何に対してもやる気がおきない

この記事を読んでいるあなたは、
きっとこんな生活をしてるのではないでしょうか?

今の生活、もう嫌じゃないですか?
以前の私も、毎日そんな事を考えながら、
日々無駄に過ごしていました。

開発系システムエンジニアとして働いていた
私の生活は本当に悲惨なものでした。

残業は当たり前で日付が変わって帰宅する毎日。
理不尽な事を平気で言ってくる上司。
無理なことばかり言ってくるクライアント。


ストレス発散が「食」にいってしまったため、
暴飲暴食で「心」も「体」もボロボロに。

体を壊したことがきっかけで

「なぜこんな人生を送っているんだろう」

「働くことが人生ではない」

と当たり前のことに気付かされました。
一度切りの人生、このままではダメだと思い、
転職を決意。

そして、私が選んだのは
病院で働くシステムエンジニア
院内SE
という職種です。

院内SEの仕事内容については、
こちらの記事に詳しく書いています。↓


その「院内SE」に転職して、
得ることが出来た5つのことについて紹介します。

転職となると、
①業種、職種は同じで会社を変える
②業種を変えて、職種はそのまま
③業種、職種を全く違うものに変える
このどれかになるかと思いますが、
システムエンジニアからの転職の場合、

「業種を変えて、職種はそのまま」 がおすすめです。

なぜなら・・・

①業種、職種は同じで会社を変える
→結局どこにいっても、状況は同じ。無駄な時間の繰り返しになります。

③業種、職種を全く違うものに変える
→培ったスキルを0にして、新たな仕事は時間も労力もかかり、かなりの覚悟が必要になります。

②業種を変えて、職種はそのまま
→システムエンジニアとして培ったスキルはそのままで、全く違った働き方に変えることができます。

開発系システムエンジニア時代に
医療系システムの開発を行っていた経験もあり、
私が選んだ仕事は、「院内SE」。

転職して約3年ですが、
以前とは比べられないくらい、
充実した生活を送ることが出来ています。

転職は「失敗」もあると思いますが、
私の場合は「成功」です。

では、院内SEになってどうなったのか。

院内SEに転職したことで、
得ることが出来た5つがこちらです↓

①プライベート時間
②健康的な身体
③マネジメントスキル
④コミュニケーションスキル
⑤副収入

目次

プライベート時間

「院内SE」は、
病院で働くシステムエンジニアです。

一般的に事務職扱いになり、
事務部や大きい病院であれば、
情報システム部など専門の部門に
所属することになります。

病院は想像どおり、
診察時間が終われば医療スタッフは
すぐに帰ります。

したがって事務職も基本的に同じです。
定時退社が当たり前の職場です。
※部署によっては違うところもありますが・・・

たまに残業することもありますが、
あっても月に10時間くらいが一般的です。
また、休日出勤もありません。
(※土曜日出勤の病院は結構あるので、確認が必要です)

平日、18時〜19時に帰宅できたら、
何ができますか?

趣味、料理、資格の勉強、副業などなど・・・。

この時間帯をいかに充実したものにするかで
生活が豊かになります。

急な休日出勤で予定のキャンセル、
休日なのに家でたまっている仕事・・・
そんなことから開放されるのも大きなメリットの一つです。

健康的な身体

院内SEの仕事は
病院内のシステムの管理(サーバーやクライアント端末)や各種ヘルプデスクが主要な業務です。

システムエンジニアの
「納期厳守で残業・休日出勤で何とか乗り切る」
みたいな働き方とは全く違います。


もちろん仕事に期限はありますが、
基本的に
「急がないから」
「いつでもいいよ」
のように、エンジニア経験のある人からすると
かなり緩い感じで依頼されることが多いです。

また、依頼主は同じ会社(病院)の社員です。
対顧客ではないので、どうにでも融通ができます。

したがって、
納期のプレッシャーにストレスが
溜まることはありませんし、
要求されることもエンジニア経験があれば、
そう難しいことはほとんどありません。

このことからも
「精神的なストレス」
はシステムエンジニアの頃と
比べものにならないくらい減りました。

また、ヘルプデスク作業があるため、
トラブルの現場にあちこちで呼ばれます。

したがって、長時間のデスクワークではないため、程よく一日の中で歩く時間がありますし、
座りっぱなしでないため、腰が痛くなることも無くなりました。

マネジメントスキル

院内SEは病院に1人〜2人、
多くても3人くらいが一般的です。

それぞれの職員の年齢差にもよりますが、
各案件をそれぞれ個人が担当して仕事を行います。

20代前半のシステムエンジニア時代は
プロジェクトに所属して、
設計、プログラミング、テスト、
BPのスケジュール管理などを行い、
マネジメント業務はほぼありませんでした。

院内SEは各案件を個人が担当するので、
システム導入などの大きな案件の場合、
プロジェクトマネージャーのポジションで
仕事を行うことができ、
マネジメントスキルを身につけることができます。

コミュニケーションスキル

院内SEの仕事にヘルプデスク業務があります。
電子カルテの問合せからWord,Excelの使い方など
その内容は様々です。

従って、
医師
看護師
薬剤師
臨床検査技師・・・などなど
問合せをしてくる人は全職員が対象です。

医師と看護師では説明方法は変わってきますし、
相手によって分かりやすい表現を
考えながら話す必要があります。

また、医療職の人はITスキルが低い人が意外と多いのが現状です。

ITスキルが低い人に
専門用語をなるべく使わず説明するのは、
結構難しいです。

そういったことを毎日行うので、
自然とコミュニケーションスキルが上がります。

副収入

院内SEは基本的に定時退社、
土日出勤なしなので、
当然仕事以外の時間が圧倒的に増えます。

私の場合はその時間を利用して、
プログラミングやライターとして
副業を行うようになりました。

開発系システムエンジニアの頃は
副業なんてやる気力も体力もあるはずがなく、
副業とは無縁でした。

副業ではただ収入を得るだけではなく、
普段の仕事では身につけるができないことが
たくさんあるので、経験価値は大いにあります。

以上の5つのことを手に入れた私は、
健康的な心と身体で、
毎日充実した生活を送っています。

システムエンジニアから転職する人は
他業種に比べてもかなり多いですが、
転職に失敗して、何度も転職を繰り返す人も多いのが現状です。

院内SEといっても、
病院によって業務やポジションは様々で、
一概には言えませんが、
プライベートな時間を持って、
仕事中心の人生を送りたくない人にはおすすめの仕事と思います。

転職先で悩んでいる人は、院内SEも候補に入れてみてはいかがでしょうか。

院内SEとして働く病院の選び方については、
こちらに詳しく書いています。↓

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